くにたちほうれんそうカステラ・小松菜マドレーヌ
- カテゴリ:
- デザート・スイーツ

生地に国産ほうれん草と小松菜の粉末を加えた、風味豊かな味わいのカステラとマドレーヌは、昭和30年創業の老舗の味。
ほうれんそうカステラ 700円 (税込)
小松菜マドレーヌ 200円 (税込) ※令和5年に価格改定しました。
白十字
TEL:042-572-0416
Kunitachi Style Story

洋菓子店「白十字」は、大学通りにあった旧本店はアニメや映画の名シーンでも登場、知る人ぞ知る国立の老舗です。
創業者である山井和夫さんが1955(昭和30)年に、17坪の小さな洋菓子とコーヒーが楽しめるお店としてオープン。奥様が声楽家だったこともあり「ノクターン」「メヌエット」と、お菓子には、音楽にちなんだ名前が用いられ、ピアノ、バイオリン、サックスなどの絵柄のガナッシュ入りショコラ「カンタービレ」が人気商品となりました。旧本店内には、ピアノも置かれ、最大150名の客席を設け、コンサートや演奏会、歌の会も。音楽家や市民へ音楽と触れ合う場所を提供し、音楽や文化の街「国立」のサロン的なお店でもありました。
2021(令和3)年、建物の改築工事予定のためブランコ通りに移転しましたが、店内に並ぶお菓子や各種ケーキなどの生菓子、洋菓子はどれも先代から受け継いだレシピを大切に、懐かしさがある優しい味わいを受け継いでいます。1階は洋菓子店、2階ではドリンクと季節のケーキなどのセットを味わえる喫茶店として営業しています。その他、製菓工場兼店舗として富士見台店も営業しています。

帰省用、贈答用などの手土産として、「白十字」の洋菓子は国立市民の定番となっています。大学通りの桜の花をイメージし、ピーナッツ入りで香ばしく焼き上げた「桜サブレ」や、国立駅舎の三角屋根を形どったパウンドケーキ「三角屋根ケーキ」のほか、市内で採れたほうれん草と小松菜を粉末加工したパウダーを生地に混ぜ、しっとりと焼き上げたカステラやマドレーヌも製造。武蔵野美術大学卒の絵本作家・つきおかゆみこさんが描くオリジナルの国立らしい季節の絵をパッケージに用いるなど、国立との関わりを何より大切にしています。
2012年に公開されたアニメーション映画では、国立駅や一橋大学付近が背景画のロケーションに多く登場し旧本店も描かるなど、国立の風景の一部になるほど親しまれている「白十字」。映画公開後、聖地巡礼の地として多くのファンが訪れ、映画をモチーフにした雨と雪のクッキーも販売されました。国立と共に歩んできた、国立らしさ詰まった、その味わいを、ぜひ一度味わってみてください。


表示価格について
※表示価格は全て令和2年10月1日現在の消費税込みの価格です。