１つ１つ手で包む自家製点心は、生地に天然温泉水と天然酵母、具材に国産もち豚を使用。店主の思い出、中国ハルピンの味。

水餃子　 8個　700円 (税込)
焼餃子　10個　700円 (税込)
海老焼売　5個　650円 (税込)
春　巻　5本　600円 (税込)
ワンタン　10個　700円(税込)

くらや
東4-18-9　☎︎042-572-1924
※冷凍テイクアウト専門店。店頭では焼き餃子も販売。しゅんかしゅんか、とれたのでも購入可。
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Kunitachi Style Story

国立市立第一中学校の正門前にある「餃子工房くらや」は、本格水餃子などの点心と握りたてのおにぎりなどを販売するテイクアウト専門店。

おにぎりは山形県のブランド米使用で、注文してからにぎるできたて、餃子は焼きたてでも提供、水餃子、ワンタン、春巻き、焼売などの点心は冷凍で販売しています。一つ一つ手で包む自家製点心は、生地に天然酵母と温泉水、肉は群馬県産のもち豚を使用。クール便での全国配送にも対応し、市内では「くにたち野菜 しゅんかしゅんか」、「とれたの」でも購入できます。

店主の土倉さんは、かつて大手外食チェーン店に勤務し、外食産業のノウハウを学び、店舗のフランチャイズ化事業などの経験を経て独立。その後定年を迎えた時、パソコン検索で「香港厨師会」を知り、そこで点心の修業をして、めん棒の使い方を1から学びました。「幼少期の記憶にある母の手作りの水餃子が、戦前母が過ごしたハルピンの味だったんです。これならできる、やりたいと思いました。」と土倉さん。もともと国立の自宅の一角で奥様が文房具とおにぎりを販売する小さなお店を営んでいたため、そこで一緒に点心の販売を始めました。始めた当時は冷凍ストッカー1つと「水餃子」の旗1本からのスタートでしたが、天下市への出店などを機にその味が広く知れ渡り、テレビでも紹介されると、あっという間に人気店に。

また国立第三小学校、国立第一中学校や都立国立高校からお店が近いため、おやつにおにぎりや焼き餃子を買い求める子供たちや、学校行事の行き帰りの保護者にとって、毎日の食卓にも欠かせないありがたいお店となりました。
その場で焼いてもらって持ち帰れる焼き餃子、山形のブランド米を用いてふっくら握るおにぎり、晩ごはんのちょい足し点心を食べて育った子供たちにとって、「国立の味＝くらや」として大人になっても記憶に残り続けています。

地域の食卓や子どもたちの成長を応援し続ける「くらや」さん。こうした実績と根強い地元ファンの高い評価から、唯一無二の「くらやの国立点心」として、くにたちStyleに認定されました。国立のソウルフードは、仲良しご夫婦二人三脚のあたたかくて愛情いっぱいの味なのです。