くにたち最中
- カテゴリ:
- デザート・スイーツ
能登大納言をていねいに炊き上げた粒餡。食べる直前に香ばしい最中で挟んでいただく上品な最中は、国立からおいしい最中を発信させたいと思い作り上げたお菓子です。ご進物にもどうぞ。
259円 (税込)
御菓子調進所 一真菴
西2-9-75 ☎︎042-580-2215
googlemap はこちら
Kunitachi Style Story
富士見通りを立川方面に向かって10分ほど歩いた住宅街に佇む和菓子屋「一真菴」。店主の柳瀬真さんは、2000(平成12)年に、「国立は味に厳しいお客さまが多く、自分がつくりたい本物の和菓子を受け入れていただけるのでは」と考え、この場所にお店を構えました。
使用する小豆、砂糖、お芋、葛などのすべての素材を厳選。保存料を使わず、素材そのままの味わいを大切にしています。例えば、芋を扱うときは、その色、つや、形を見て、1つ1つ皮を剥きながら、硬さや柔らかさなどを見極め、時期や気候による素材の生育状況に応じて、その日に最適な仕上がりに練り上げます。
名物は「わらび餅」。一般的なわらび餅はデンプンなどで作られており、冷やしていただきますが、「一真庵」の「わらび餅」は手間ひまがかかる採取量の少ない「蕨」の根から採った「本わらび粉」のみを使用。冷やすとぼそぼそしてしまい、とろけるような舌に残る滑らかさが損なわれてしまうため、冷やさず常温で。日持ちもしないため、作ったその日のうちにいただきます。
「あん」も商品ごとに異なる「あん」を使っています。例えば、国立Styleでも人気の「くにたち最中」には、しっとりと炊き上げたあんを使い、ほおばって口の中に入れた瞬間、サクサク食感の皮と「あん」が絶妙に混ざり合って、口の中に甘く香ばしい豊かな風味が広がるように考えられています。
手土産としても人気がある「どら焼き」には、皮に名古屋コーチンの卵を使用、生地の厚みに負けない力強い「あん」を用いて、ふんわりとした皮の食感と程よい甘さの「あん」の後味を、口いっぱいに感じることができます。「和菓子は、その地域、地域によって様々な特徴があります。例えば、東北はお米の文化なので団子や餅が、京都はお茶と一緒に食べる和菓子が好まれ、江戸には華やかな美味しいものが集まりました。人々の暮らしの近くにある和菓子は、文化や歴史を重んじ造形美にもこだわって作ってきた歴史があります。お店に来て、今日食べる和菓子を今日選んでたのしんで、お召し上がり頂ければ嬉しいです」と柳瀬さん。国立にしかない味を五感で味わう豊かな時間を、ここ「一真菴」で、ぜひ堪能ください。
表示価格について
※表示価格は全て令和2年10月1日現在の消費税込みの価格です。